2018年5月27日
メッセージ:平吹貞夫師
テーマ「神の国の到来」
20,さて、神の国はいつ来るのか、とパリサイ人たちに尋ねられたとき、イエスは答えて言われた。「神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。
21,『そら、ここにある』とか、『あそこにある』とか言えるようなものではありません。いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」
22,イエスは弟子たちに言われた。「人の子の日を一日でも見たいと願っても、見られない時が来ます。
23,人々が『こちらだ』とか、『あちらだ』とか言っても行ってはなりません。あとを追いかけてはなりません。
24,いなずまが、ひらめいて、天の端から天の端へと輝くように、人の子は、人の子の日には、ちょうどそのようであるからです。
25,しかし、人の子はまず、多くの苦しみを受け、この時代に捨てられなければなりません。
26,人の子の日に起こることは、ちょうど、ノアの日に起こったことと同様です。
27,ノアが箱舟に入るその日まで、人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。
28,また、ロトの時代にあったことと同様です。人々は食べたり、飲んだり、売ったり、買ったり、植えたり、建てたりしていたが、
29,ロトがソドムから出て行くと、その日に、火と硫黄が天から降って、すべての人を滅ぼしてしまいました。
30,人の子の現れる日にも、全くそのとおりです。
31,その日には、屋上にいる者は家に家財があっても、取り出しに降りてはいけません。同じように、畑にいる者も家に帰ってはいけません。
32,ロトの妻を思い出しなさい。
33,自分のいのちを救おうと努める者はそれを失い、それを失う者はいのちを保ちます。
34,あなたがたに言うが、その夜、同じ寝台でふたりの人が寝ていると、ひとりは取られ、他のひとりは残されます。
35,女がふたりいっしょに臼をひいていると、ひとりは取られ、他のひとりは残されます。」*
37,弟子たちは答えて言った。「主よ。どこでですか。」主は言われた。「死体のある所、そこに、はげたかも集まります。」