ルカ23章1^25節

2019年4月7日

メッセージ:平吹貞夫師

テーマ:裁きを受ける主

“そこで、彼らは全員が立ち上がり、イエスをピラトのもとに連れて行った。
そしてイエスについて訴え始めた。彼らは言った。「この人はわが国民を惑わし、カイザルに税金を納めることを禁じ、自分は王キリストだと言っていることがわかりました。」
するとピラトはイエスに、「あなたは、ユダヤ人の王ですか」と尋ねた。イエスは答えて、「そのとおりです」と言われた。
ピラトは祭司長たちや群衆に、「この人には何の罪も見つからない」と言った。
しかし彼らはあくまで言い張って、「この人は、ガリラヤからここまで、ユダヤ全土で教えながら、この民を扇動しているのです」と言った。
それを聞いたピラトは、この人はガリラヤ人かと尋ねて、
ヘロデの支配下にあるとわかると、イエスをヘロデのところに送った。ヘロデもそのころエルサレムにいたからである。
ヘロデはイエスを見ると非常に喜んだ。ずっと前からイエスのことを聞いていたので、イエスに会いたいと思っていたし、イエスの行う何かの奇蹟を見たいと考えていたからである。
それで、いろいろと質問したが、イエスは彼に何もお答えにならなかった。
祭司長たちと律法学者たちは立って、イエスを激しく訴えていた。
ヘロデは、自分の兵士たちといっしょにイエスを侮辱したり嘲弄したりしたあげく、はでな衣を着せて、ピラトに送り返した。
この日、ヘロデとピラトは仲よくなった。それまでは互いに敵対していたのである。
ピラトは祭司長たちと指導者たちと民衆とを呼び集め、
こう言った。「あなたがたは、この人を、民衆を惑わす者として、私のところに連れて来たけれども、私があなたがたの前で取り調べたところ、あなたがたが訴えているような罪は別に何も見つかりません。
ヘロデとても同じです。彼は私たちにこの人を送り返しました。見なさい。この人は、死罪に当たることは、何一つしていません。
だから私は、懲らしめたうえで、釈放します。」*”
“しかし彼らは、声をそろえて叫んだ。「この人を除け。バラバを釈放しろ。」
バラバとは、都に起こった暴動と人殺しのかどで、牢に入っていた者である。
ピラトは、イエスを釈放しようと思って、彼らに、もう一度呼びかけた。
しかし、彼らは叫び続けて、「十字架だ。十字架につけろ」と言った。
しかしピラトは三度目に彼らにこう言った。「あの人がどんな悪いことをしたというのか。あの人には、死に当たる罪は、何も見つかりません。だから私は、懲らしめたうえで、釈放します。」
ところが、彼らはあくまで主張し続け、十字架につけるよう大声で要求した。そしてついにその声が勝った。
ピラトは、彼らの要求どおりにすることを宣告した。
すなわち、暴動と人殺しのかどで牢に入っていた男を願いどおりに釈放し、イエスを彼らに引き渡して好きなようにさせた。”
ルカの福音書 23章18~25節
聖書新改訳©2003新日本聖書刊行会