第2コリント12章1−10節

2023年11月12日

メッセンジャー: 川崎 敏一 師

テーマ: 「 弱さを誇る生き方 」

1 “無益なことですが、誇るのもやむをえないことです。私は主の幻と啓示のことを 話しましょう。
2 私はキリストにあるひとりの人を知っています。この人は十四年前に–肉体の ままであったか、私は知りません。肉体を離れてであったか、それも知りません。神は ご存じです、–第三の天にまで引き上げられました。

3 私はこの人が、–それが肉体のままであったか、肉体を離れてであったかは知 りません。神はご存じです、–
4 パラダイスに引き上げられて、人間には語ることを許されていない、口に出すこと のできないことばを聞いたことを知っています。

5 このような人について私は誇るのです。しかし、私自身については、自分の弱さ以 外には誇りません。
6 たとい私が誇りたいと思ったとしても、愚か者にはなりません。真実のことを話す のだからです。しかし、誇ることは控えましょう。私について見ること、私から聞くこと以 上に、人が私を過大に評価するといけないからです。

7 また、その啓示があまりにもすばらしいからです。そのために私は、高ぶることの ないようにと、肉体に一つのとげを与えられました。それは私が高ぶることのないよう に、私を打つための、サタンの使いです。
8 このことについては、これを私から去らせてくださるようにと、三度も主に願いまし た。

9 しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力 は、弱さのうちに完全に現れるからである」と言われたのです。ですから、私は、キリ ストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。
10 ですから、私は、キリストのために、弱さ、侮辱、苦痛、迫害、困難に甘んじてい ます。なぜなら、私が弱いときにこそ、私は強いからです。”

コリント人への手紙 第二 12 章 1~10 節 聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会