ヨハネの福音書4章27−42節

2024年3月3日

メッセージ: ダグラス・ビショップ 師

テーマ: 「 永遠のいのちの水 第二 」

27 “そのとき、弟子たちが戻って来て、イエスが女の人と話しておられるのを見て 驚いた。だが、「何をお求めですか」「なぜ彼女と話しておられるのですか」と言う人は だれもいなかった。
28 彼女は、自分の水がめを置いたまま町へ行き、人々に言った。

29 「来て、見てください。私がしたことを、すべて私に話した人がいます。もしかす ると、この方がキリストなのでしょうか。」

30 そこで、人々は町を出て、イエスのもとにやって来た。
31   その間、弟子たちはイエスに「先生、食事をしてください」と勧めていた。
32 ところが、イエスは彼らに言われた。「わたしには、あなたがが知らない食べ物があります。」
33 そこで、弟子たちは互いに言った。「だれかが食べる物を持って来たのだろう か。」

34 イエスは彼らに言われた。「わたしの食べ物とは、わたしを遣わされた方のみこ ころを行い、そのわざを成し遂げることです。
35 あなたがたは、『まだ四か月あって、それから刈り入れだ』と言ってはいません か。しかし、あなたがたに言います。目を上げて畑を見なさい。色づいて、刈り入れる ばかりになっています。

36 すでに、刈る者は報酬を受け、永遠のいのちに至る実を集めています。それは 蒔く者と刈る者がともに喜ぶためです。
37 ですから、『一人が種を蒔き、ほかの者が刈り入れる』ということばはまことです。

38 わたしはあなたがたを、自分たちが労苦したのでないものを刈り入れるために遣 わしました。ほかの者たちが労苦し、あなたがたがその労苦の実にあずかっているの です。」

39 さて、その町の多くのサマリア人が、「あの方は、私がしたことをすべて私に話 した」と証言した女のことばによって、イエスを信じた。
40 それで、サマリア人たちはイエスのところに来て、自分たちのところに滞在してほ しいと願った。そこでイエスは、二日間そこに滞在された。

41 そして、さらに多くの人々が、イエスのことばによって信じた。
42 彼らはその女に言った。「もう私たちは、あなたが話したことによって信じている のではありません。自分で聞いて、この方が本当に世の救い主だと分かったので す。」”

ヨハネの福音書 4章27~42節
聖書 新改訳 2017©2017 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書4章1−26節

2024年2月4日

メッセージ: ダグラス・ビショップ 師

テーマ: 「 永遠のいのちの水 」 

1  “パリサイ人たちは、イエスがヨハネよりも多くの弟子を作ってバプテスマを授けている、と伝え聞いた。それを 知るとイエスは、

2  ──バプテスマを授けていたのはイエスご自身ではなく、弟子たちであったのだが──

3  ユダヤを去って、再びガリラヤへ向かわれた。

4  しかし、サマリアを通って行かなければならなかった。

5  それでイエスは、ヤコブがその子ヨセフに与えた地所に近い、スカルというサマリアの町に来られた。

6  そこにはヤコブの井戸があった。イエスは旅の疲れから、その井戸の傍らに、ただ座っておられた。時はおよそ第六の時であった。
7 一人のサマリアの女が、水を汲みに来た。イエスは彼女に、「わたしに水を飲ませてください」と言われた。
8 弟子たちは食物を買いに、町へ出かけていた。
9 そのサマリアの女は言った。「あなたはユダヤ人なのに、どうしてサマリアの女の私に、飲み水をお求めになる のですか。」ユダヤ人はサマリア人と付き合いをしなかったのである。
10 イエスは答えられた。「もしあなたが神の賜物を知り、また、水を飲ませてくださいとあなたに言っているのが だれなのかを知っていたら、あなたのほうからその人に求めていたでしょう。そして、その人はあなたに生ける水を 与えたことでしょう。」
11 その女は言った。「主よ。あなたは汲む物を持っておられませんし、この井戸は深いのです。その生ける水 を、どこから手に入れられるのでしょうか。
12 あなたは、私たちの父ヤコブより偉いのでしょうか。ヤコブは私たちにこの井戸を下さって、彼自身も、その 子たちも家畜も、この井戸から飲みました。」
13 イエスは答えられた。「この水を飲む人はみな、また渇きます。
14 しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その 人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」
15 彼女はイエスに言った。「主よ。私が渇くことのないように、ここに汲みに来なくてもよいように、その水を私に 下さい。」
16 イエスは彼女に言われた。「行って、あなたの夫をここに呼んで来なさい。」
17 彼女は答えた。「私には夫がいません。」イエスは言われた。「自分には夫がいない、と言ったのは、そのとお りです。
18 あなたには夫が五人いましたが、今一緒にいるのは夫ではないのですから。あなたは本当のことを言いまし た。」
19 彼女は言った。「主よ。あなたは預言者だとお見受けします。
20 私たちの先祖はこの山で礼拝しましたが、あなたがたは、礼拝すべき場所はエルサレムにあると言っていま す。」
21 イエスは彼女に言われた。「女の人よ、わたしを信じなさい。この山でもなく、エルサレムでもないところで、あなたがたが父を礼拝する時が来ます。

22 救いはユダヤ人から出るのですから、わたしたちは知って礼拝していますが、あなたがたは知らないで礼拝 しています。
23 しかし、まことの礼拝者たちが、御霊と真理によって父を礼拝する時が来ます。今がその時です。父はそのよ うな人たちを、ご自分を礼拝する者として求めておられるのです。
24 神は霊ですから、神を礼拝する人は、御霊と真理によって礼拝しなければなりません。」
25 女はイエスに言った。「私は、キリストと呼ばれるメシアが来られることを知っています。その方が来られると き、一切のことを私たちに知らせてくださるでしょう。」
26 イエスは言われた。「あなたと話しているこのわたしがそれです。」”
ヨハネの福音書 4章1~26節
聖書 新改訳 2017©2017 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書12章1−12節

2024年1月28日

メッセージ: 渡部 和弘 神学生

テーマ: 「 マリヤの香油注ぎ 」

1 “さて、イエスは過越の祭りの六日前にベタニアに来られた。そこには、イエスが 死人の中からよみがえらせたラザロがいた。
2 人々はイエスのために、そこに夕食を用意した。マルタは給仕し、ラザロは、イエ スとともに食卓に着いていた人たちの中にいた。

3 一方マリアは、純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ取って、イエスの足に 塗り、自分の髪でその足をぬぐった。家は香油の香りでいっぱいになった。
4 弟子の一人で、イエスを裏切ろうとしていたイスカリオテのユダが言った。
5 「どうして、この香油を三百デナリで売って、貧しい人々に施さなかったのか。」

6 彼がこう言ったのは、貧しい人々のことを心にかけていたからではなく、彼が盗人 で、金入れを預かりながら、そこに入っているものを盗んでいたからであった。
7 イエスは言われた。「そのままさせておきなさい。マリアは、わたしの葬りの日のた めに、それを取っておいたのです。

8 貧しい人々は、いつもあなたがたと一緒にいますが、わたしはいつも一緒にいる わけではありません。」
9 すると、大勢のユダヤ人の群衆が、そこにイエスがおられると知って、やって来 た。イエスに会うためだけではなく、イエスが死人の中からよみがえらせたラザロを見 るためでもあった。

10 祭司長たちはラザロも殺そうと相談した。
11 彼のために多くのユダヤ人が去って行き、イエスを信じるようになったからであ る。
12 その翌日、祭りに来ていた大勢の群衆は、イエスがエルサレムに来られると 聞いて、”
ヨハネの福音書 12章1~12節
聖書 新改訳 2017©2017 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書3章22−36節

2024年1月7日

メッセージ: ダグラス・ビショップ 師

テーマ: 「 バプテスマのヨハネの最後の証言 」

22 “その後、イエスは弟子たちと、ユダヤの地に行き、彼らとともにそこに滞在し て、バプテスマを授けておられた。
23 一方ヨハネもサリムに近いアイノンでバプテスマを授けていた。そこには水が多 かったからである。人々は次々にやって来て、バプテスマを受けていた。

24 –ヨハネは、まだ投獄されていなかったからである–
25 それで、ヨハネの弟子たちが、あるユダヤ人ときよめについて論議した。
26 彼らはヨハネのところに来て言った。「先生。見てください。ヨルダンの向こう岸で あなたといっしょにいて、あなたが証言なさったあの方が、バプテスマを授けておられ ます。そして、みなあの方のほうへ行きます。」
27 ヨハネは答えて言った。「人は、天から与えられるのでなければ、何も受けること はできません。
28 あなたがたこそ、『私はキリストではなく、その前に遣わされた者である』と私が 言ったことの証人です。
29 花嫁を迎える者は花婿です。そこにいて、花婿のことばに耳を傾けているその友 人は、花婿の声を聞いて大いに喜びます。それで、私もその喜びで満たされているの です。
30 あの方は盛んになり私は衰えなければなりません。」
31 上から来る方は、すべてのものの上におられ、地から出る者は地に属し、地の ことばを話す。天から来る方は、すべてのものの上におられる。
32 この方は見たこと、また聞いたことをあかしされるが、だれもそのあかしを受け入 れない。
33 そのあかしを受け入れた者は、神は真実であるということに確認の印を押したの である。
34 神がお遣わしになった方は、神のことばを話される。神が御霊を無限に与えられ るからである。
35 父は御子を愛しておられ、万物を御子の手にお渡しになった。
36 御子を信じる者は永遠のいのちを持つが、御子に聞き従わない者は、いのちを 見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。”
ヨハネの福音書 3章22~36節
聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書1章1−5節

2023年12月10日

メッセージ: 川崎 敏一 師

テーマ: 「 光は闇に輝いている 」

1 “初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
2 この方は、初めに神とともにおられた。
3 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにで きたものは一つもない。
4 この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
5 光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。” ヨハネの福音書 1章1~5節
聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書3章16ー21節

2023年11月5日

メッセージ:ダグラス・ビショップ 師

テーマ; 「 世を愛された神 」

16 “神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御 子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
17 神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救 われるためである。

18 御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかっ たので、すでにさばかれている。
19 そのさばきというのは、こうである。光が世に来ているのに、人々は光よりもやみ を愛した。その行いが悪かったからである。

20 悪いことをする者は光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光の ほうに来ない。
21 しかし、真理を行う者は、光のほうに来る。その行いが神にあってなされたことが 明らかにされるためである。”

ヨハネの福音書 3章16~21節
聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書3章1−15節

2023年10月1日

メッセージ:ダグラス・ビショップ師

テーマ: 「 人の子 」

1 “さて、パリサイ人の中にニコデモという人がいた。ユダヤ人の指導者であった。
2 この人が、夜、イエスのもとに来て言った。「先生。私たちは、あなたが神のもとか ら来られた教師であることを知っています。神がともにおられるのでなければ、あなた がなさるこのようなしるしは、だれも行うことができません。」
3 イエスは答えて言われた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、新しく生 まれなければ、神の国を見ることはできません。」
4 ニコデモは言った。「人は、老年になっていて、どのようにして生まれることができ るのですか。もう一度、母の胎に入って生まれることができましょうか。」
5 イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊に よって生まれなければ、神の国に入ることができません。
6 肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。
7 あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思 ってはなりません。
8 風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、それがどこから来てどこ へ行くかを知らない。御霊によって生まれる者もみな、そのとおりです。」
9 ニコデモは答えて言った。「どうして、そのようなことがありうるのでしょう。」
10 イエスは答えて言われた。「あなたはイスラエルの教師でありながら、こういうこ とがわからないのですか。
11 まことに、まことに、あなたに告げます。わたしたちは、知っていることを話し、見 たことをあかししているのに、あなたがたは、わたしたちのあかしを受け入れません。 12 あなたがたは、わたしが地上のことを話したとき、信じないくらいなら、天上のこ とを話したとて、どうして信じるでしょう。
13 だれも天に上った者はいません。しかし天から下った者はいます。すなわち人の 子です。
14 モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。 15 それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」” ヨハネの福音書 3章1~15節
聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書2章12−25節

2023年9月3日

メッセージ: ダグラス・ビショップ 師

テーマ: 「 イエス様の熱心な思い 」

12 “その後、イエスは母や兄弟たちや弟子たちといっしょに、カペナウムに下って 行き、長い日数ではなかったが、そこに滞在された。
13 ユダヤ人の過越の祭りが近づき、イエスはエルサレムに上られた。
14 そして、宮の中に、牛や羊や鳩を売る者たちと両替人たちがすわっているのをご 覧になり、

15 細なわでむちを作って、羊も牛もみな、宮から追い出し、両替人の金を散らし、そ の台を倒し、
16 また、鳩を売る者に言われた。「それをここから持って行け。わたしの父の家を商 売の家としてはならない。」

17 弟子たちは、「あなたの家を思う熱心がわたしを食い尽くす」と書いてあるのを思 い起こした。
18 そこで、ユダヤ人たちが答えて言った。「あなたがこのようなことをするからには、 どんなしるしを私たちに見せてくれるのですか。」

19 イエスは彼らに答えて言われた。「この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日 でそれを建てよう。」
20 そこで、ユダヤ人たちは言った。「この神殿は建てるのに四十六年かかりまし た。あなたはそれを、三日で建てるのですか。」

21 しかし、イエスはご自分のからだの神殿のことを言われたのである。
22 それで、イエスが死人の中からよみがえられたとき、弟子たちは、イエスがこの ように言われたことを思い起こして、聖書とイエスが言われたことばとを信じた。
23 イエスが、過越の祭りの祝いの間、エルサレムにおられたとき、多くの人々が、 イエスの行われたしるしを見て、御名を信じた。
24 しかし、イエスは、ご自身を彼らにお任せにならなかった。なぜなら、イエスはす べての人を知っておられたからであり、
25 また、イエスはご自身で、人のうちにあるものを知っておられたので、人について だれの証言も必要とされなかったからである。”
ヨハネの福音書 2章12~25節
聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書2章1−11節

2023年7月30日

メッセージ:ダグラス・ビショップ師

テーマ: 「 最初のしるし 」

1. “それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、そこにイエスの母がいた。
2. イエスも、また弟子たちも、その婚礼に招かれた。
3. ぶどう酒がなくなったとき、母がイエスに向かって「ぶどう酒がありません」と言った。
4. すると、イエスは母に言われた。「あなたはわたしと何の関係があるのでしょう。女の方。わたしの時は まだ来ていません。」
5. 母は手伝いの人たちに言った。「あの方が言われることを、何でもしてあげてください。」
6. さて、そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、それぞれ八十リットルから百二十リットル入 りの石の水がめが六つ置いてあった。
7. イエスは彼らに言われた。「水がめに水を満たしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。
8 イエスは彼らに言われた。「さあ、今くみなさい。そして宴会の世話役のところに持って行きなさい。」 彼らは持って行った。
9. 宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、 –しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた–彼は、花婿を呼んで、
10. 言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、人々が十分飲んだころになると、悪いのを出すものだ が、あなたは良いぶどう酒をよくも今まで取っておきました。」
11 イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、 弟子たちはイエスを信じた。”
ヨハネの福音書 2 章 1~11 節

ヨハネの福音書1章40−42節

2023年7月23日

メッセージ: 松田 猛 師

テーマ: 「 あなたはケパと呼ばれます 」

40. “ヨハネから聞いて、イエスについて行ったふたりのうちのひとりは、シモン・ペテロの兄弟アンデレ であった。
41. 彼はまず自分の兄弟シモンを見つけて、「私たちはメシヤ(訳して言えば、キリスト)に会った」と言っ た。

42. 彼はシモンをイエスのもとに連れて来た。イエスはシモンに目を留めて言われた。「あなたはヨハネの 子シモンです。あなたをケパ(訳すとペテロ)と呼ぶことにします。」”
ヨハネの福音書 1 章 40~42 節
聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書11章25−26節

2023年7月2日

メッセージ: ダグラス・ビショップ 師

テーマ: 「 復活の希望 」

25 “イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きる のです。
26. また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」” ヨハネの福音書 11 章 25~26 節

聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書1章35−51節

2023年5月7日

メッセージ: ダグラス・ビショップ 師

テーマ:「私に従って来なさい」

35 “その翌日、またヨハネは、ふたりの弟子とともに立っていたが、
36. イエスが歩いて行かれるのを見て、「見よ、神の小羊」と言った。
37. ふたりの弟子は、彼がそう言うのを聞いて、イエスについて行った。
38 イエスは振り向いて、彼らがついて来るのを見て、言われた。「あなたがたは何を求めているのですか。」 彼らは言った。「ラビ(訳して言えば、先生)。今どこにお泊まりですか。」

39. イエスは彼らに言われた。「来なさい。そうすればわかります。」そこで、彼らはついて行って、イエス の泊まっておられる所を知った。そして、その日彼らはイエスといっしょにいた。時は第十時ごろであっ た。
40. ヨハネから聞いて、イエスについて行ったふたりのうちのひとりは、シモン・ペテロの兄弟アンデレで あった。

41. 彼はまず自分の兄弟シモンを見つけて、「私たちはメシヤ(訳して言えば、キリスト)に会った」と言っ た。
42. 彼はシモンをイエスのもとに連れて来た。イエスはシモンに目を留めて言われた。「あなたはヨハネの 子シモンです。あなたをケパ(訳すとペテロ)と呼ぶことにします。」

43 その翌日、イエスはガリラヤに行こうとされた。そして、ピリポを見つけて「わたしに従って来なさ い」と言われた。
44. ピリポは、ベツサイダの人で、アンデレやペテロと同じ町の出身であった。
45. 彼はナタナエルを見つけて言った。「私たちは、モーセが律法の中に書き、預言者たちも書いている方 に会いました。ナザレの人で、ヨセフの子イエスです。」

46. ナタナエルは彼に言った。「ナザレから何の良いものが出るだろう。」ピリポは言った。「来て、そして、 見なさい。」
47. イエスはナタナエルが自分のほうに来るのを見て、彼について言われた。「これこそ、ほんとうのイス ラエル人だ。彼のうちには偽りがない。」

48. ナタナエルはイエスに言った。「どうして私をご存じなのですか。」イエスは言われた。「わたしは、ピ リポがあなたを呼ぶ前に、あなたがいちじくの木の下にいるのを見たのです。」
49. ナタナエルは答えた。「先生。あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。」
50. イエスは答えて言われた。「あなたがいちじくの木の下にいるのを見た、とわたしが言ったので、あな たは信じるのですか。あなたは、それよりもさらに大きなことを見ることになります。」

51. そして言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。天が開けて、神の御使いたちが人の 子の上を上り下りするのを、あなたがたはいまに見ます。」”
ヨハネの福音書 1 章 35~51 節
聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書1章29−34節

2023年3月19日

メッセージ:ダグラス・ビショップ 師

テーマ:「神の子羊」

29. “その翌日、ヨハネは自分のほうにイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の 小羊。
30. 私が『私のあとから来る人がある。その方は私にまさる方である。私より先におられたからだ』と言っ たのは、この方のことです。

31. 私もこの方を知りませんでした。しかし、この方がイスラエルに明らかにされるために、私は来て、水 でバプテスマを授けているのです。」
32. またヨハネは証言して言った。「御霊が鳩のように天から下って、この方の上にとどまられるのを私は 見ました。

33. 私もこの方を知りませんでした。しかし、水でバプテスマを授けさせるために私を遣わされた方が、私 に言われました。『御霊がある方の上に下って、その上にとどまられるのがあなたに見えたなら、その方こ そ、聖霊によってバプテスマを授ける方である。』
34. 私はそれを見たのです。それで、この方が神の子であると証言しているのです。」”

ヨハネの福音書 1 章 29~34 節 聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書1章19−28節

2023年2月5日

メッセージ:ダグラス・ビショップ 師

テーマ:「ヨハネの証言」

19 “ヨハネの証言は、こうである。ユダヤ人たちが祭司とレビ人をエルサレムからヨハネのもとに遣わ して、「あなたはどなたですか」と尋ねさせた。
20. 彼は告白して否まず、「私はキリストではありません」と言明した。
21. また、彼らは聞いた。「では、いったい何ですか。あなたはエリヤですか。」彼は言った。「そうではあ りません。」「あなたはあの預言者ですか。」彼は答えた。「違います。」

22. そこで、彼らは言った。「あなたはだれですか。私たちを遣わした人々に返事をしたいのですが、あな たは自分を何だと言われるのですか。」
23. 彼は言った。「私は、預言者イザヤが言ったように『主の道をまっすぐにせよ』と荒野で叫んでいる者 の声です。」

24. 彼らは、パリサイ人の中から遣わされたのであった。
25. 彼らはまた尋ねて言った。「キリストでもなく、エリヤでもなく、またあの預言者でもないなら、なぜ、 あなたはバプテスマを授けているのですか。」
26. ヨハネは答えて言った。「私は水でバプテスマを授けているが、あなたがたの中に、あなたがたの知ら ない方が立っておられます。
27. その方は私のあとから来られる方で、私はその方のくつのひもを解く値うちもありません。」
28. この事があったのは、ヨルダンの向こう岸のベタニヤであって、ヨハネはそこでバプテスマを授けて いた。”
ヨハネの福音書 1 章 19~28 節

ヨハネの福音書1章6−18節

2022年11月6日

メッセージ: ダグラス・ビショップ 師

テーマ:「 神の子 」

6 “神から遣わされたヨハネという人が現れた。
7. この人はあかしのために来た。光についてあかしするためであり、すべての人が彼によって信じるため である。
8. 彼は光ではなかった。ただ光についてあかしするために来たのである。
9. すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。
10. この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。
11 この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。
12 しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権を お与えになった。
13. この人々は、血によってではなく、肉の欲求や人の意欲によってでもなく、ただ、神によって生まれた のである。
14. ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来ら れたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。
15 ヨハネはこの方について証言し、叫んで言った。「『私のあとから来る方は、私にまさる方である。私 より先におられたからである』と私が言ったのは、この方のことです。」
16. 私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのである。
17. というのは、律法はモーセによって与えられ、恵みとまことはイエス・キリストによって実現したから である。
18. いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたの である。”
ヨハネの福音書 1 章 6~18 節
聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

ヨハネの福音書1章1−5節

2022年10月2日

メッセージ:ダグラス・ビショップ師

テーマ:「 言葉は神 」

1 “初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
2. この方は、初めに神とともにおられた。
3. すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもな い。
4. この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
5. 光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。”
ヨハネの福音書 1 章 1~5 節
聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会

 

ヨハネ9章24~38節

2018年3月18日

メッセージ:ビショップ・ダグラス師

テーマ「世の光」

24
そこで彼らは、盲目であった人をもう一度呼び出して言った。「神に栄光を帰しなさい。私たちはあの人が罪人であることを知っているのだ。」
25
彼は答えた。「あの方が罪人かどうか、私は知りません。ただ一つのことだけ知っています。私は盲目であったのに、今は見えるということです。」
26
そこで彼らは言った。「あの人はおまえに何をしたのか。どのようにしてその目をあけたのか。」
27
彼は答えた。「もうお話ししたのですが、あなたがたは聞いてくれませんでした。なぜもう一度聞こうとするのです。あなたがたも、あの方の弟子になりたいのですか。」
28
彼らは彼をののしって言った。「おまえもあの者の弟子だ。しかし私たちはモーセの弟子だ。
29
私たちは、神がモーセにお話しになったことは知っている。しかし、あの者については、どこから来たのか知らないのだ。」
30
彼は答えて言った。「これは、驚きました。あなたがたは、あの方がどこから来られたのか、ご存じないと言う。しかし、あの方は私の目をおあけになったのです。
31
神は、罪人の言うことはお聞きになりません。しかし、だれでも神を敬い、そのみこころを行うなら、神はその人の言うことを聞いてくださると、私たちは知っています。
32
盲目に生まれついた者の目をあけた者があるなどとは、昔から聞いたこともありません。
33
もしあの方が神から出ておられるのでなかったら、何もできないはずです。」
34
彼らは答えて言った。「おまえは全く罪の中に生まれていながら、私たちを教えるのか。」そして、彼を外に追い出した。
35
イエスは、彼らが彼を追放したことを聞き、彼を見つけ出して言われた。「あなたは人の子を信じますか。」
36
その人は答えた。「主よ。その方はどなたでしょうか。私がその方を信じることができますように。」
37
イエスは彼に言われた。「あなたはその方を見たのです。あなたと話しているのがそれです。」
38
彼は言った。「主よ。私は信じます。」そして彼はイエスを拝した。

ヨハネ3章14~21節

2017-05-21

メッセージ:デイル・ビショップ師

テーマ「さばくためではなく」

14

モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。

15

それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」

16

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

17

神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。

18

御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている。

19

そのさばきというのは、こうである。光が世に来ているのに、人々は光よりもやみを愛した。その行いが悪かったからである。

20

悪いことをする者は光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光のほうに来ない。

21

しかし、真理を行う者は、光のほうに来る。その行いが神にあってなされたことが明らかにされるためである。

ヨハネ3章14~21節

2017-06-04

メッセージ:デイル・ビショップ師

テーマ「さばくためではなく」

14

モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。

15

それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」

16

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

17

神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。

18

御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている。

19

そのさばきというのは、こうである。光が世に来ているのに、人々は光よりもやみを愛した。その行いが悪かったからである。

20

悪いことをする者は光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、光のほうに来ない。

21

しかし、真理を行う者は、光のほうに来る。その行いが神にあってなされたことが明らかにされるためである。

ヨハネの福音書3章1~18節

2014/3/16

メッセージ:デイル・ビショップ 師

テーマ「新しく生まれなければ」

:1 さて、パリサイ人の中にニコデモという人がいた。ユダヤ人の指導者であった。

3:2 この人が、夜、イエスのもとに来て言った。「先生。私たちは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神がともにおられるのでなければ、あなたがなさるこのようなしるしは、だれも行なうことができません。」

3:3 イエスは答えて言われた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」

3:4 ニコデモは言った。「人は、老年になっていて、どのようにして生まれることができるのですか。もう一度、母の胎にはいって生まれることができましょうか。」

3:5 イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国にはいることができません。

3:6 肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。

3:7 あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。

3:8 風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、それがどこから来てどこへ行くかを知らない。御霊によって生まれる者もみな、そのとおりです。」

3:9 ニコデモは答えて言った。「どうして、そのようなことがありうるのでしょう。」

3:10 イエスは答えて言われた。「あなたはイスラエルの教師でありながら、こういうことがわからないのですか。

3:11 まことに、まことに、あなたに告げます。わたしたちは、知っていることを話し、見たことをあかししているのに、あなたがたは、わたしたちのあかしを受け入れません。

3:12 あなたがたは、わたしが地上のことを話したとき、信じないくらいなら、天上のことを話したとて、どうして信じるでしょう。

3:13 だれも天に上った者はいません。しかし天から下った者はいます。すなわち人の子です。

3:14 モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。

3:15 それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」

3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

3:17 神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。

3:18 御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている。