マルコ2章23~28節3章1~6節

2024年7月28日

メッセージ:渡部和弘師

テーマ「安息日は人のために設けられた」

23 ある安息日に、イエスが麦畑を通っておられたときのことである。弟子たちは、道を進みながら穂を摘み始めた。 24 すると、パリサイ人たちがイエスに言った。「ご覧なさい。なぜ彼らは、安息日にしてはならないことをするのですか。」 25 イエスは言われた。「ダビデと供の者たちが食べ物がなくて空腹になったとき、ダビデが何をしたか、読んだことがないのですか。 26 大祭司エブヤタルのころ、どのようにして、ダビデが神の家に入り、祭司以外の人が食べてはならない020臨在のパンを食べて、一緒にいた人たちにも与えたか、読んだことがないのですか。」 27 そして言われた。「安息日は人のために設けられたのです。人が安息日のために造られたのではありません。 28 ですから、人の子は安息日にも主です。」 3 1 イエスは再び会堂に入られた。そこに片手の萎えた人がいた。 2 人々は、イエスがこの人を安息日に治すかどうか、じっと見ていた。イエスを訴えるためであった。 3 イエスは、片手の萎えたその人に言われた。「真ん中に立ちなさい。」 4 それから彼らに言われた。「安息日に律法にかなっているのは、善を行うことですか、それとも悪を行うことですか。いのちを救うことですか、それとも殺すことですか。」彼らは黙っていた。 5 イエスは怒って彼らを見回し、その心の頑なさを嘆き悲しみながら、その人に「手を伸ばしなさい」と言われた。彼が手を伸ばすと、手は元どおりになった。 6 パリサイ人たちは出て行ってすぐに、ヘロデ党の者たちと一緒に、どうやってイエスを殺そうかと相談し始めた。