2025年9月28日聖日
説教者:渡部和弘師
テーマ「イエスを十字架に」
16 兵士たちは、イエスを中庭に、すなわち、総督官邸の中に連れて行き、全部隊を呼び集めた。 17 そして、イエスに紫の衣を着せ、茨の冠を編んでかぶらせ、 18 それから、「ユダヤ人の王様、万歳」と叫んで敬礼し始めた。 19 また、葦の棒でイエスの頭をたたき、唾をかけ、ひざまずいて拝んだ。 20 彼らはイエスをからかってから、紫の衣を脱がせて、元の衣を着せた。それから、イエスを十字架につけるために連れ出した。 21 兵士たちは、通りかかったクレネ人シモンという人に、イエスの十字架を無理やり背負わせた。彼はアレクサンドロとルフォスの父で、田舎から来ていた。 22 彼らはイエスを、ゴルゴタという所(訳すと、どくろの場所)に連れて行った。 23 彼らは、没薬を混ぜたぶどう酒を与えようとしたが、イエスはお受けにならなかった。 24 それから、彼らはイエスを十字架につけた。そして、くじを引いて、だれが何を取るかを決め、イエスの衣を分けた。 25 彼らがイエスを十字架につけたのは、午前九時であった。 26 イエスの罪状書きには、「ユダヤ人の王」と書いてあった。 27 彼らは、イエスと一緒に二人の強盗を、一人は右に、一人は左に、十字架につけた。 29 通りすがりの人たちは、頭を振りながらイエスをののしって言った。「おい、神殿を壊して三日で建てる人よ。 30 十字架から降りて来て、自分を救ってみろ。」 31 同じように、祭司長たちも律法学者たちと一緒になって、代わる代わるイエスを嘲って言った。「他人は救ったが、自分は救えない。 32 キリスト、イスラエルの王に、今、十字架から降りてもらおう。それを見たら信じよう。」また、一緒に十字架につけられていた者たちもイエスをののしった。