2024年8月25日
メッセージ:渡部和弘師
テーマ「神のみこころを行う人」
20 さて、イエスは家に戻られた。すると群衆が再び集まって来たので、イエスと弟子たちは食事をする暇もなかった。 21 これを聞いて、イエスの身内の者たちはイエスを連れ戻しに出かけた。人々が「イエスはおかしくなった」と言っていたからである。 22 また、エルサレムから下って来た律法学者たちも、「彼はベルゼブルにつかれている」とか、「悪霊どものかしらによって、悪霊どもを追い出している」と言っていた。 23 そこでイエスは彼らを呼び寄せて、たとえで語られた。「どうしてサタンがサタンを追い出せるのですか。 24 もし国が内部で分裂したら、その国は立ち行きません。 25 もし家が内部で分裂したら、その家は立ち行きません。 26 もし、サタンが自らに敵対して立ち、分裂したら、立ち行かずに滅んでしまいます。 27 まず強い者を縛り上げなければ、だれも、強い者の家に入って、家財を略奪することはできません。縛り上げれば、その家を略奪できます。 28 まことに、あなたがたに言います。人の子らは、どんな罪も赦していただけます。また、どれほど神を冒瀆することを言っても、赦していただけます。 29 しかし聖霊を冒瀆する者は、だれも永遠に赦されず、永遠の罪に定められます。」 30 このように言われたのは、彼らが、「イエスは汚れた霊につかれている」と言っていたからである。 31 さて、イエスの母と兄弟たちがやって来て、外に立ち、人を送ってイエスを呼んだ。 32 大勢の人がイエスを囲んで座っていた。彼らは「ご覧ください。あなたの母上と兄弟023姉妹方が、あなたを捜して外に来ておられます」と言った。 33 すると、イエスは彼らに答えて「わたしの母、わたしの兄弟とはだれでしょうか」と言われた。 34 そして、ご自分の周りに座っている人たちを見回して言われた。「ご覧なさい。わたしの母、わたしの兄弟です。 35 だれでも神のみこころを行う人、その人がわたしの兄弟、姉妹、母なのです。」