マルコ1章41~45節:2章1~12節

2024年6月23日

メッセージ:渡部和弘師

テーマ「深くあわれみ、手を伸ばして彼にさわり」

 

41 イエスは深くあわれみ、手を伸ばして彼にさわり、「011わたしの心だ。きよくなれ」と言われた。 42 すると、すぐにツァラアトが消えて、その人はきよくなった。 43 イエスは彼を厳しく戒めて、すぐに立ち去らせた。 44 そのとき彼にこう言われた。「だれにも何も話さないように気をつけなさい。ただ行って、自分を祭司に見せなさい。そして、人々への証しのために、モーセが命じた物をもって、あなたのきよめのささげ物をしなさい。」 45 ところが、彼は出て行ってふれ回り、この出来事を言い広め始めた。そのため、イエスはもはや表立って町に入ることができず、町の外の寂しいところにおられた。しかし、人々はいたるところからイエスのもとにやって来た。 2 1 数日たって、イエスが再びカペナウムに来られると、家におられることが知れ渡った。 2 それで多くの人が集まったため、戸口のところまで隙間もないほどになった。イエスは、この人たちにみことばを話しておられた。 3 すると、人々が一人の012中風の人を、みもとに連れて来た。彼は四人の人に担がれていた。 4 彼らは群衆のためにイエスに近づくことができなかったので、イエスがおられるあたりの屋根をはがし、穴を開けて、中風の人が寝ている寝床をつり降ろした。 5 イエスは彼らの信仰を見て、中風の人に「子よ、あなたの罪は013赦された」と言われた。 6 ところが、律法学者が何人かそこに座っていて、心の中であれこれと考えた。 7 「この人は、なぜこのようなことを言うのか。神を冒瀆している。神おひとりのほかに、だれが罪を赦すことができるだろうか。」 8 彼らが心のうちでこのようにあれこれと考えているのを、イエスはすぐにご自分の霊で見抜いて言われた。「なぜ、あなたがたは心の中でそんなことを考えているのか。 9 中風の人に『あなたの罪は赦された』と言うのと、『起きて、寝床をたたんで歩け』と言うのと、どちらが易しいか。 10 しかし、人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたがたが知るために──。」そう言って、中風の人に言われた。 11 「あなたに言う。起きなさい。寝床を担いで、家に帰りなさい。」 12 すると彼は立ち上がり、すぐに寝床を担ぎ、皆の前を出て行った。それで皆は驚き、「こんなことは、いまだかつて見たことがない」と言って神をあがめた。

ピリピ3章4~21節

2024年7月7日召天者記念礼拝

メッセージ:渡部和弘師

テーマ「私たちの国籍は天に」

4 ただし、私には、肉においても頼れるところがあります。ほかのだれかが肉に頼れると思うなら、私はそれ以上です。 5 私は生まれて八日目に割礼を受け、イスラエル民族、ベニヤミン部族の出身、ヘブル人の中のヘブル人、律法についてはパリサイ人、 6 その熱心については教会を迫害したほどであり、律法による義については非難されるところがない者でした。 7 しかし私は、自分にとって得であったこのようなすべてのものを、キリストのゆえに損と思うようになりました。 8 それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、私はすべてを損と思っています。私はキリストのゆえにすべてを失いましたが、それらはちりあくただと考えています。それは、私がキリストを得て、 9 キリストにある者と認められるようになるためです。私は律法による自分の義ではなく、012キリストを信じることによる義、すなわち、信仰に基づいて神から与えられる義を持つのです。 10 私は、キリストとその復活の力を知り、キリストの苦難にもあずかって、キリストの死と同じ状態になり、 11 何とかして死者の中からの復活に達したいのです。 12 私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして追求しているのです。そして、それを得るようにと、キリスト・013イエスが私を捕らえてくださったのです。 13 兄弟たち。私は、自分がすでに捕らえたなどと考えてはいません。ただ一つのこと、すなわち、うしろのものを忘れ、前のものに向かって身を伸ばし、 14 キリスト・イエスにあって神が上に召してくださるという、その賞をいただくために、目標を目指して走っているのです。 15 ですから、大人である人はみな、このように考えましょう。もしも、あなたがたが何か違う考え方をしているなら、そのことも神があなたがたに明らかにしてくださいます。 16 ただし、私たちは到達したところ014を基準にして進むべきです。 17 兄弟たち。私に倣う者となってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに、目を留めてください。 18 というのは、私はたびたびあなたがたに言ってきたし、今も涙ながらに言うのですが、多くの人がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。 19 その人たちの最後は滅びです。彼らは欲望を神とし、恥ずべきものを栄光として、地上のことだけを考える者たちです。 20 しかし、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。 21 キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。

マルコ1章16~28節

2024年6月9日

テーマ「わたしについて来なさい」

16 イエスはガリラヤ湖のほとりを通り、シモンとシモンの兄弟アンデレが、湖で網を打っているのをご覧になった。彼らは漁師であった。 17 イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」 18 すると、彼らはすぐに網を捨てて、イエスに従った。 19 また少し先に行き、ゼベダイの子ヤコブと、その兄弟ヨハネをご覧になった。彼らは舟の中で網を繕っていた。 20 イエスはすぐに彼らをお呼びになった。すると彼らは、父ゼベダイを雇い人たちとともに舟に残して、イエスの後について行った。 21 それから、一行はカペナウムに入った。イエスはさっそく、安息日に会堂に入って教えられた。 22 人々はその教えに驚いた。イエスが、律法学者たちのようにではなく、権威ある者006として教えられたからである。 23 ちょうどそのとき、汚れた霊につかれた人がその会堂にいて、こう叫んだ。 24 「ナザレの人イエスよ、私たちと何の関係があるのですか。私たちを滅ぼしに来たのですか。私はあなたがどなたなのか知っています。神の聖者です。」 25 イエスは彼を叱って、「黙れ。この人から出て行け」と言われた。 26 すると、汚れた霊はその人を引きつけさせ、大声をあげて、その人から出て行った。 27 人々はみな驚いて、互いに論じ合った。「これは何だ。権威ある新しい教えだ。この方が汚れた霊にお命じになると、彼らは従うのだ。」 28 こうして、イエスの評判はすぐに、ガリラヤ周辺の全域、いたるところに広まった。

使徒の働き2章43~47節

2024年6月2日
メッセージ:和田和弘師

テーマ「主は一つにしてくださった」

43 すべての人に恐れが生じ、使徒たちによって多くの不思議としるしが行われていた。 44 信者となった人々はみな一つになって、一切の物を共有し、 45 財産や所有物を売っては、それぞれの必要に応じて、皆に分配していた。 46 そして、毎日心を一つにして宮に集まり、家々でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、 47 神を賛美し、民全体から好意を持たれていた。主は毎日、救われる人々を加えて一つにしてくださった。

マルコ1章14~16節

2024年5月26日

メッセージ:渡部和弘師

テーマ「神に国が近づいた」

14 ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べ伝えて言われた。 15 「時が満ち、神の国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。

使徒の働き2章36~42節

2024年5月12日

メッセージ:渡部和弘師

テーマ「教えと交わり・パン裂きと祈り」

36 ですから、イスラエルの全家は、このことをはっきりと知らなければなりません。神が今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」 37 人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち、私たちはどうしたらよいでしょうか」と言った。 38 そこで、ペテロは彼らに言った。「それぞれ罪を赦していただくために、悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。 39 この約束は、あなたがたに、あなたがたの子どもたちに、そして遠くにいるすべての人々に、すなわち、私たちの神である主が召される人ならだれにでも、与えられているのです。」 40 ペテロは、ほかにも多くのことばをもって証しをし、「この曲がった時代から救われなさい」と言って、彼らに勧めた。 41 彼のことばを受け入れた人々はバプテスマを受けた。その日、三千人ほどが仲間に加えられた。 42 彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。

ヨハネ5章1~15節

2024-05-05

メッセージ:ダグラス・ビショップ師

テーマ「良くなりたいか」

1 その後、ユダヤ人の祭りがあって、イエスはエルサレムに上られた。 2 エルサレムには、羊の門の近くに、ヘブル語で037ベテスダと呼ばれる池があり、五つの回廊がついていた。 3 その中には、病人、目の見えない人、足の不自由な人、からだに麻痺のある人たちが大勢、横になっていた。038 5 そこに、三十八年も病気にかかっている人がいた。 6 イエスは彼が横になっているのを見て、すでに長い間そうしていることを知ると、彼に言われた。「良くなりたいか。」 7 病人は答えた。「主よ。水がかき回されたとき、池の中に入れてくれる人がいません。行きかけると、ほかの人が先に下りて行きます。」 8 イエスは彼に言われた。「起きて床を取り上げ、歩きなさい。」 9 すると、すぐにその人は治って、床を取り上げて歩き出した。 ところが、その日は安息日であった。 10 そこでユダヤ人たちは、その癒やされた人に、「今日は安息日だ。床を取り上げることは許されていない」と言った。 11 しかし、その人は彼らに答えた。「私を治してくださった方が、『床を取り上げて歩け』と私に言われたのです。」 12 彼らは尋ねた。「『取り上げて歩け』とあなたに言った人はだれなのか。」 13 しかし、癒やされた人は、それがだれであるかを知らなかった。群衆がそこにいる間に、イエスは立ち去られたからである。 14 後になって、イエスは宮の中で彼を見つけて言われた。「見なさい。あなたは良くなった。もう罪を犯してはなりません。そうでないと、もっと悪いことがあなたに起こるかもしれない。」 15 その人は行って、ユダヤ人たちに、自分を治してくれたのはイエスだと伝えた。

ヨハネの福音書4章43~54節

2024年4月7日

メッセージ:ダグラス・ビショップ師

43 さて、二日後に、イエスはそこを去ってガリラヤに行かれた。 44 イエスご自身、「預言者は自分の故郷では尊ばれない」と証言なさっていた。 45 それで、ガリラヤに入られたとき、ガリラヤの人たちはイエスを歓迎したが、それは、イエスが祭りの間にエルサレムで行ったことを、すべて見ていたからであった。彼らもその祭りに行っていたのである。 46 イエスは再びガリラヤのカナに行かれた。イエスが水をぶどう酒にされた場所である。さてカペナウムに、ある王室の役人がいて、その息子が病気であった。 47 この人は、イエスがユダヤからガリラヤに来られたと聞いて、イエスのところに行った。そして、下って来て息子を癒やしてくださるように願った。息子が死にかかっていたのである。 48 イエスは彼に言われた。「あなたがたは、しるしと不思議を見ないかぎり、決して信じません。」 49 王室の役人はイエスに言った。「主よ。どうか子どもが死なないうちに、下って来てください。」 50 イエスは彼に言われた。「行きなさい。あなたの息子は治ります。」その人はイエスが語ったことばを信じて、帰って行った。 51 彼が下って行く途中、しもべたちが彼を迎えに来て、彼の息子が治ったことを告げた。 52 子どもが良くなった時刻を尋ねると、彼らは「昨日の第七の時に熱がひきました」と言った。 53 父親は、その時刻が、「あなたの息子は治る」とイエスが言われた時刻だと知り、彼自身も家の者たちもみな信じた。54 イエスはユダヤを去ってガリラヤに来てから、これを第二のしるしとして行われた。

エペソ4章1~16節

2024年4月14日
メッセージ:渡部和弘師

テーマ「愛のうちに建てられる」

1 さて、主にある囚人の私はあなたがたに勧めます。あなたがたは、召されたその召しにふさわしく歩みなさい。 2 謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに耐え忍び、 3 平和の絆で結ばれて、御霊による一致を熱心に保ちなさい。 4 あなたがたが召された、その召しの望みが一つであったのと同じように、からだは一つ、御霊は一つです。 5 主はひとり、信仰は一つ、バプテスマは一つです。 6 すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父である神はただひとりです。 7 しかし、私たちは一人ひとり、キリストの賜物の量りにしたがって恵みを与えられました。 8 そのため、こう言われています。 「彼はいと高き所に上ったとき、 捕虜を連れて行き、 人々に贈り物を与えられた。」 9 「上った」ということは、彼が低い所、つまり地上に降られたということでなくて何でしょうか。 10 この降られた方ご自身は、すべてのものを満たすために、もろもろの天よりも高く上られた方でもあります。 11 こうして、キリストご自身が、ある人たちを使徒、ある人たちを預言者、ある人たちを伝道者、ある人たちを016牧師また教師としてお立てになりました。 12 それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。 13 私たちはみな、神の御子に対する信仰と知識において一つとなり、一人の成熟した大人となって、キリストの満ち満ちた身丈にまで達するのです。 14 こうして、私たちはもはや子どもではなく、人の悪巧みや人を欺く悪賢い策略から出た、どんな教えの風にも、吹き回されたり、もてあそばれたりすることがなく、 15 むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において、かしらであるキリストに向かって成長するのです。 16 キリストによって、からだ全体は、あらゆる節々を支えとして組み合わされ、つなぎ合わされ、それぞれの部分がその分に応じて働くことにより成長して、愛のうちに建てられることになります。 17 ですから私は言います。主にあって厳かに勧めます。あなたがたはもはや、異邦人がむなしい心で歩んでいるように歩んではなりません。 18 彼らは知性において暗くなり、彼らのうちにある無知と、頑なな心のゆえに、神のいのちから遠く離れています。

 

マルコ1章9~13節

2024年4月28日
メッセージ:渡部和弘師

テーマ「あなたはわたしの愛する子」
9 そのころ、イエスはガリラヤのナザレからやって来て、ヨルダン川でヨハネからバプテスマを受けられた。 10 イエスは、水の中から上がるとすぐに、天が裂けて御霊が鳩のようにご自分に降って来るのをご覧になった。 11 すると天から声がした。「あなたはわたしの愛する子。わたしはあなたを喜ぶ。」 12 それからすぐに、御霊はイエスを荒野に追いやられた。 13 イエスは四十日間荒野にいて、サタンの005試みを受けられた。イエスは野の獣とともにおられ、御使いたちが仕えていた。

 

マルコ1章1~8節

2024年4月21日
メッセージ:渡部和弘師

テーマ「神の子イエス・キリストの福音」

1 神の子、イエス・キリストの福音のはじめ。 2 預言者イザヤの書にこのように書かれている。 「見よ。わたしは、わたしの使いを あなたの前に遣わす。彼はあなたの道を備える。 3 荒野で叫ぶ者の声がする。 『主の道を用意せよ。 主の通られる道をまっすぐにせよ。』」 そのとおりに、 4 バプテスマのヨハネが荒野に現れ、罪の赦しに導く悔い改めのバプテスマを宣べ伝えた。 5 ユダヤ地方の全域とエルサレムの住民はみな、ヨハネのもとにやって来て、自分の罪を告白し、ヨルダン川で彼からバプテスマを受けていた。 6 ヨハネはらくだの毛の衣を着て、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べていた。 7 ヨハネはこう宣べ伝えた。「私よりも力のある方が私の後に来られます。私には、かがんでその方の履き物のひもを解く資格もありません。 8 私はあなたがたに水でバプテスマを授けましたが、この方は聖霊によってバプテスマをお授けになります。」