ヨハネの福音書4章43~54節

2024年4月7日

メッセージ:ダグラス・ビショップ師

43 さて、二日後に、イエスはそこを去ってガリラヤに行かれた。 44 イエスご自身、「預言者は自分の故郷では尊ばれない」と証言なさっていた。 45 それで、ガリラヤに入られたとき、ガリラヤの人たちはイエスを歓迎したが、それは、イエスが祭りの間にエルサレムで行ったことを、すべて見ていたからであった。彼らもその祭りに行っていたのである。 46 イエスは再びガリラヤのカナに行かれた。イエスが水をぶどう酒にされた場所である。さてカペナウムに、ある王室の役人がいて、その息子が病気であった。 47 この人は、イエスがユダヤからガリラヤに来られたと聞いて、イエスのところに行った。そして、下って来て息子を癒やしてくださるように願った。息子が死にかかっていたのである。 48 イエスは彼に言われた。「あなたがたは、しるしと不思議を見ないかぎり、決して信じません。」 49 王室の役人はイエスに言った。「主よ。どうか子どもが死なないうちに、下って来てください。」 50 イエスは彼に言われた。「行きなさい。あなたの息子は治ります。」その人はイエスが語ったことばを信じて、帰って行った。 51 彼が下って行く途中、しもべたちが彼を迎えに来て、彼の息子が治ったことを告げた。 52 子どもが良くなった時刻を尋ねると、彼らは「昨日の第七の時に熱がひきました」と言った。 53 父親は、その時刻が、「あなたの息子は治る」とイエスが言われた時刻だと知り、彼自身も家の者たちもみな信じた。54 イエスはユダヤを去ってガリラヤに来てから、これを第二のしるしとして行われた。